11/14/2013

出生前診断

出生前診断を受けた。

初診時に検査内容の冊子を渡され、
検査を受けるかどうか、次回までに決めてくるように言われた。

ドクターの説明と冊子によると、
母親の年齢が高いと、胎児の染色体異常は高リスクになるが、
統計的に出産数の大半を占めるのは若い母親なので、
必然的に染色体異常が検出されるのも、実際若い母親に多い。
そのため、母親の年齢に関係なく検査を受けることができる、とのこと。

検査は11~13週に行われる。
私は12週目に受けた。

エコーで胎児の首のむくみの計測(NT: Nuchal Translucency)、
鼻骨の有無、右心臓弁の血流、肝臓の血流を調べる超音波検査と、
母親の血液から2種類のホルモン値(β-hCG and PAPP-A)を調べる母体血清検査の
2つを組み合わせることで、リスク確立を検出するというもの。

この組み合わせの検査で、約90%の検出ができること、
あくまでスクリーニングなので、高リスクまたは低リスクでも絶対ではないこと、
判断は個人の自由であることが説明された。

日本のトリプルマーカーやクアトロテストという血液検査とは、
検査時期も検査内容も、
そしてリスク検出率にも大きく違いがある異なる検査のようです。
私の受けた、このNT+母体血清(β-hCG and PAPP-A)による検査は、
現在日本でもおこなわれているのかは不明です。

エコーは時間をかけて丁寧におこなわれ、どの項目も正常値だった。
血液検査の結果は1週間後。
低リスクの場合はドクターからSMS(携帯メッセージ)が来るらしく、
高リスクの場合は電話がかかってくるそうだ。
SMSで結果報告なんて、日本ではきっと無さそうだなあ。

費用は日本円で2万円弱だった。
ただし、再診料と通常おこなうエコーや
貧血チェックなどの簡単な血液検査も含まれるので、
出生前診断のみの実質費用は約1万円ほどかと思われる。

そして1週間後、ドクターからSMSが届いた。
数値結果と共に、LOW RISKの文字。
メッセージを読んだ瞬間、正直安堵した。

これら検査に対する意見は、人によって賛否両論様々だけど、
実際自分の身に降りかかり、いざ当事者とならないと、
なかなか本心は出てこないのじゃないかと思う。

2 comments:

  1. Loo さん、

    おめでとうございました。来年はお母さんですね!
    検査の結果も良くて何よりでしたね。

    膵臓のhdさんのコメント欄から伺いました。自身は、リンパ腫寛解中、60歳女性、豪在住です。

    お若いLooさんです、これからの半世紀に渡る御家族との幸せ、最大限に楽しんで行かれますよう。

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    1. 根木ミチルさん

      オーストラリアから、
      またhdさんのところからご訪問くださりありがとうございます。
      そして温かいお言葉とても嬉しいです。
      来年はお母さん、まだ自覚が足りないですがしっかり頑張ろうと思います。
      お体も寛解中とのことで何よりです。
      コメントありがとうございました。

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