2/16/2013

放射線治療5週目とまたまた高額療養費

25回の放射線治療が遂に終わった。
副作用は、鎖骨下~左胸全体~脇腹にかけて、強めに日焼けしたような赤みと、
それに伴う乾燥と痒みが少々出た程度だった。
倦怠感も前半は少々感じることもあったけど、それも徐々に無くなった。
こう言っちゃ語弊があるけど、私は楽勝だった。

ただ、左肺の一部に放射線が当たっているため、
3ヶ月後に放射線性肺炎を起こしていないか検査が必要とのこと。
忘れないようにしなければ。

乳腺外科では、ホルモン治療をするかどうかの意思決定を伝えた。
これまで考えてきた結果、やはり妊娠出産を先にトライすることに決め、
治療開始はその後、更に開始時期についても今後自分で決めると伝えると、
先生もその意見を尊重してくれた。

前回依頼していた、マレーシアの病院へ返却する組織標本と、
英文でのレターを揃えてもらい、これまでの感謝を述べた。
また、将来この病院でお世話になる日が来るかもしれない。
その時はまた宜しくお願いします、と頭を下げて、予定していた治療が全て終わった。
結局、この先生には術後の経過を診てもらっただけだったけど、
お世話になりました。

会計を済ませる前に、
ちょっと気になる事があって、総合相談窓口の看護師さんに確認。

実は、数年前から飛行機が尋常じゃないくらい怖くなってしまい、
恐怖で冷や汗が出て動機がするようになってきた。
一人で搭乗する時は、精神的にいっぱいいっぱいな状態になる。
以前、搭乗前に恐怖心に襲われ、空港内の診療所に行って眠剤をもらった事がある。
でも、緊張のあまり全く眠れず、しかも台風接近中で機体は大揺れで最悪だった。

恐怖心や不安を抑えてくれる薬をもらいたくて、
何科に受診したらいいのか尋ねると、どうも精神科か心療内科らしい。
でも、この病院の精神科は患者数が多く、待ち時間が半端ないのとのこと。
うーむ、他の病院に行くしかないか。
マレーシアに行く日が近づいてきて、恐怖心が出始めてきた。

会計は2ヶ月分をまとめて精算。
2ヶ月共に高額療養費の対象となった。
高額の医療費支払いが年間4ヶ月以上続く場合は、
多数該当というものになって、4ヶ月目以降は限度額が下がるはず。
でも、精算機に表示された金額は、両月とも同額の請求で??
もしかして、これも「入院」と「外来」は別勘定なのかも!?と頭によぎり、
機械清算だったので思わず支払ってしまった。

翌日、治療に関する資料や領収書を整理していた時、
もう一度、高額療養費の資料を熟読してみたら、
多数該当の場合は、「入院」も「外来」も区別があるとは言及されていないし、
しかも、こんな事が書いてあった。
4ヶ月目以降も13ヶ月目と同額が請求された場合、差額を返金いたします。」

ああ、きっとこれは事務嬢が計算ミスったんだろうなーと思って、病院へ電話。
調べてもらった結果、
「おっしゃるとおり、こちら側のミスで余分に請求してしまっています」と。

やっぱり。
確認して良かったー。損するところだった。
きっと、間違って請求されたまま、知らずにそのままの人もいるんじゃないかな。

でも、ここからがかなり面倒臭くて。
ミスしたのは病院側なのに、
病院では時間が掛かるから、区役所で返金請求申請をしてください、と。
なんですと?私がしないといけないの?

まあブーブー言っても仕方ないので、早速役所に行って手続きをしようとすると、
今度は、差額返金対象月の翌月以降しか受け付けられない、と。
なんですとー?折角、来たのに。

結局、病院で手続き出来ることになり、病院へ。
申請書に記入、捺印、当該月の領収書を提出した。
面倒臭いなーと思いながらも、
ありがたい制度であることは確かなので、我慢して黙々と手続きしましたよ。

やっぱり、会計時に??と思った時点で、領収する前に確認しといたら良かった。

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